『ぬいぐるみじゃないよ』第34回フォトコンテスト優秀賞             撮影:㈱細田工務店 細田 雅仁 氏

『ぬいぐるみじゃないよ』第34回フォトコンテスト優秀賞             撮影:㈱細田工務店 細田 雅仁 氏

名古屋の風景

七所神社

吉田 信彦 氏 (水道組合)
吉田 信彦 氏 (水道組合)

 名古屋で七所と名前のつく神社は熱田社(熱田神宮)と関係があると言われている。中川区伏屋にある七所神社(ひちしょーじんじゃ)もそうだ。中村区岩塚の七所社は、熱田社に納める米を作るための神田があり、そこに御田神社を建てたことに始まり、室町時代に岩塚城主だった吉田守重が熱田社から七社を勧請して祀ったことから七所社と称されるようになったとしている。

 南区笠寺にある七所神社は、平将門が起した反乱を鎮めるために、笠寺の地に熱田の七社を移して祈祷したことに始まるとされている。この中川区伏屋の七所神社については、いつ誰がどういういきさつで建てたのかという話が伝わっていないものの、祭神の顔ぶれは熱田の神だ。蕃塀にも熱田神宮の神紋である五七桐竹紋が浮き彫りされている。

 

 所在地  名古屋市中川区伏屋2丁目1701

 アクセス 近鉄名古屋線「伏屋駅」から徒歩4分 駐車場 なし

会議コーナー

定 例 理 事 会

1.開催日時   4月1日(水)

           午後3時

 

1.開催場所   水 道 会 館

 

1.理事定数   17名

 

1.出席理事   17名

専門校コーナー

名古屋建築設備高等技術専門校 修了式(1)

校長挨拶
校長挨拶

開会の辞
開会の辞

来賓祝辞代読
来賓祝辞代読

閉会の辞
閉会の辞

名古屋建築設備高等技術専門校第27期生修了式

 

   開催日 3月24日(火)

会 場   水道会館 4階  

 

 名古屋建築設備高等技術専門校の第27期生は希望に胸を膨らませ昨年4月に入校し、うち12名が1年間の課程を優秀な成績で修了し修了式を迎えました。

 修了式では穂刈校長の挨拶の後、修了証書、技能照査合格証書の授与があり成績優秀者に愛知県知事賞、名古屋市長賞、名古屋市上下水道局長賞、愛知県職業能力開発協会会長賞、愛知県技能士会連合会会長賞、校長賞及び皆勤賞が贈られました。

 最後に修了生を代表して中村聡郎(水野工業㈱)さんが答辞を述べられました。

専門校コーナー

名古屋建築設備高等技術専門校 修了式(2)

≪受賞風景≫

愛知県知事賞 中村 聡郎さん    (水野工業㈱)
愛知県知事賞 中村 聡郎さん    (水野工業㈱)
名古屋市長賞 中山 広輔さん     (㈲スイシン)代理 中山 昭さん
名古屋市長賞 中山 広輔さん     (㈲スイシン)代理 中山 昭さん

名古屋市上下水道局長賞 松瀬 史佳さん (㈲早坂設備)
名古屋市上下水道局長賞 松瀬 史佳さん (㈲早坂設備)
愛知県職業能力開発協会会長賞     牧原 大斗さん (武田機工㈱)
愛知県職業能力開発協会会長賞     牧原 大斗さん (武田機工㈱)

名古屋市上下水道局長賞 松瀬 史佳さん (㈲早坂設備)
愛知県技能士会連合会会長賞 松林 優さん(名古屋上下水道総合サービス㈱)
愛知県職業能力開発協会会長賞     牧原 大斗さん (武田機工㈱)
校長賞 柿原 弘幸さん 柿原 佳世さん (㈱真砂屋)

名古屋市上下水道局長賞 松瀬 史佳さん (㈲早坂設備)
皆勤賞
愛知県職業能力開発協会会長賞     牧原 大斗さん (武田機工㈱)
答辞 中村 聡郎さん(水野工業㈱) 

筆の泉コーナー

2か月後の今

名古屋市上下水道局 設計第一課

係長 山﨑 富士雄

 

 この原稿を書いている3月8日、昨年12月に初めて発症者が出てから約3か月で新型コロナウィルスの感染者が世界100か国・地域で10万人を超えました。厚生労働省の発表によると、国内では8日の12時で502人の感染者が報告されており、愛知県では北海道の97人につぐ68人の感染者が出ています。そして名古屋で死亡した男性は死亡後に陽性が判明しこの数字には含まれていなかったということです。数字に表れない感染拡大が進んでいることが実感されます。薬局やホームセンターではマスクの品切れが続き、トイレットペーパーも開店と同時にお店に入らないとなかなか手に入れることが困難な状態になっています。

 上下水道局では、職員から感染者が出た場合を想定して支援体制をどうするか、局内の司令室会議及び各部で検討が進められ、業務を継続するべく様々な状況を想定した検討が行われています。そこで今、この「組合だより5月号」を読んでいるあなたにお尋ねします。「新型コロナウィルスの感染状況はどうなっていますか?」

 感染拡大は収まって、国民生活は落ち着いているでしょうか。上下水道事業に関係する業務は平常通りにおこなわれているでしょうか。プロ野球のオープン戦やJリーグなどは無観客で開催されていますが、大相撲3月場所や春の高校野球はどうなったのでしょうか。スポーツやコンサートなどのイベントはもう通常通りに観客を入れて開催されているでしょうか。応援する阪神タイガースはスタートダッシュで首位を独走しているでしょうか。(これはどうでもいいか)

 今回、この寄稿の機会を得て、あらためて期限を区切ったその先を考えてみることにしてみました。2か月先と言えば「結果にコミットする」某体型改善ジムのCMが思い出されますが、ホントに2か月でCMのように肉体改造ができれば楽しみですよね。そしてあと2年先には私も定年退職を迎えます。2年後私は無事に定年を迎えているでしょうか。仮に無事定年を迎えたとしてもその先は何をやっているのでしょうか。2年は締めくくりでもあり、次のステップへの準備期間でもあると気づくことができました。

 松任谷由実さんの「12月の雨」の歌詞の中に「時はいつの日にも親切な友達、過ぎていく昨日を物語に変える」というフレーズがあります。物語になるまでには多くの苦労や困難が詰まっていて、1秒1秒の積み重ねが未来を導いてくるのだと信じて、感染のピークは4~5月という説もありますが、今回の新型コロナウィルス感染拡大の危機を乗り越えていきましょう。

 今、この「組合だより」を読んでいただいているあなたにもう一度お尋ねします。

「新型コロナウィルスの感染拡大はもう収束していますよね?」

談話室コーナー

新型コロナウイルス

北支部・株式会社 カケン 

 石原 彰久        

          

  現在の状況はテレビ・新聞で皆さんもご承知です。中国発生で世界中に蔓延し現在我が国も緊急事態宣言の最中です。都知事の言っていた都市封鎖は憲法改正して国民の自由を国家権力の発令で制限できない為出来ませんが、自粛要請で全ての商業活動が制限され 飲食業を中心に大変な不況です。国・県の要請だから「自主的に休業だから」要請と同時に即座に損失の補償をしないで良いとばかりにお金を出し渋る与党自民党の態度は次回の国政選挙で大きなしっぺ返しを食らうと思います。

 「そもそも外出を控えて自粛する必要は全く無い。今年の二月までの感染者曲線と死亡者数を前年のインフルエンザの患者数40万人 死亡者数1万人と比較して今年はコロナ患者とインフルエンザ患者の死亡者数2000人だから5分の1である。」医療データーを公表して主張する中部大学の武田教授のご意見です。

 現在の経済状況はリーマンショック以上の経済下落状況でどれだけ多くの中小企業が倒産廃業に追い込まれるのか計り知れない。

 これにてかつてのように借金を苦にして自殺する経営者の命を救う動きを全く見せないとまでは言えませんが与野党一丸となって国民の生命財産を素早く守る姿勢の見えない駄目な国会議員を選んだ私たち国民の不明を呪うばかりです。

 5月6日が宣言の期限です。国の要請に従った企業とその従業員の経済損失を全て補償出来ないのなら宣言の全面解除は感染防止の観点から出来ないまでも中国の様に経済再生開始の宣言をしてくれれば良いと思います。

 私たち水道工事業界は今影響を受けていません。しかし国民経済の下落の波は建設業界に必然的に襲い掛かり、失われた経済損失は前回の大不況以上の新規工事物件の減少が来ます。一年後のそうした状況に備えて会社と従業員を守りましょう。

消防コーナー

地震に備える48

名古屋市消防局OB 近藤 博

 

昭和19年(1944年)東南海地震(19)

 

 引き続き、「中央防災会議「災害教訓の継承に関する専門調査会」報告書1944

東南海地震・1945三河地震 平成19年3月」の報告書をもとに、三重県の熊野灘沿岸における津波被害の実態をみていきます。

 

○    三重県の被害(その6)

「最初に津波を認識したときの津波の形容」の体験談の続きになります。

2 海面が盛り上がって見えた

(1)  海面は大きな紙風船をふくらますように

熊野市新鹿町(あたしかちょう) 浜口民夫

「小型伝馬船(漕舟)で倭石島の南100mの地点にさしかかったとき、突

然海底から強烈な震動波を感じた。舟底が割れる程激しく続けざまに叩か

れたので度肝を抜かれた。湾をとりまく山のあちこちで崖崩れがあったの

で「大地震だ」と直感した。そこで船中4人で議論して、甫本磯に引き返

すことにして必死の力漕でやっと磯に足を踏みしめることができた(この

間6~7分くらい)。海面に目を凝らすと、大きな紙風船をふくらますよ

うに、おもむろに水位が上がってくるのが不気味だった。

(2)  潮が引く気配はなく、そのまま海面がふくれ上がる

尾鷲市賀田国民学校教諭 喜田勉

   「子どものころ聞いた話では、熊野の新鹿では津波が来る前には倭巌付近まで潮がひくとのことだったが、この度の尾鷲の賀田湾では全く潮のひく

気配などなく、そのまま海面がふくれ上がったという感じだった。」

 

3 大波としてすごい速さで向かってきた

(1)  高い波は山の如くに白煙を立てて押し寄せる

   南島町 守田幹(当時吉津村国民学校初等科1年)

「かつてない大きな地震が揺れ出してくると同時にカンカンカンと非常

召集の鐘がなりだした。全生徒が急いで集まるとどこからか「津波だ」と

大声で叫ぶ声が聞こえてきた。早速先生の指図に従って、近くの山へ登っ

た。後ろを見ると、高い高い高い波は山の如くに白い煙を立てて押し寄せ

てきた。それを見ると、自分の体はすくむような心地がして何とも言えぬ

恐ろしさを感じた。みるみる家は山の方へ走って来る。電柱が倒れ船が波

におされて流れてきて、陸上は僅か一瞬の暇に海となった。」

(2) まるでナイヤガラの滝

南島町東宮地区 出崎孝重(当時15歳)

「地震のあと、今の南島小学校のあたりまで歩いてきたら、前の海の水

が上がってきたのが見えた。ふと沖を見たら真っ白になった線が一段と上

がって見えた。まるでナイヤガラの滝のようだった。それがこちらへ押し

寄せてくるのが見えて津波だとわかり、みんなで走って逃げた。ゆれてか

ら20分経っていない。」

(3) 3~4メートルほどの波を唖然と見るだけ

尾鷲市矢浜 北村利行(当時18歳)

「家は矢浜でも高台にあった。地震で家から飛び出し数分後、下の方から

津波だという声を聞く。海を見るともう二本松(東邦石油)辺りまで来て

いた。材木などを巻き込んだ3~4mの波が巻立てて来るのを、ただ唖然

と見るだけだった。」

(出典 「新鹿の津波 三重県」新鹿津波調査会 2004

「忘れない!あの日の大津波 東南海地震体験記録」

南島町教育振興会資料センター部編 2000

「東南海地震体験談集」尾鷲市立矢浜公民館 2001)

木祖村コーナー

木祖村だより

編集後記

編集後記

◎新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。ニューヨークやパリ、ロンドンといった大都市ではロックダウンが続き、経済活動に大きな影響が出ている様子です。日本では、ロックダウンにはならないものの、東京都をはじめ7都府県に続き、全国に緊急事態宣言が出されました。愛知県が「特別警戒都道府県」に指定されたことにより、幅広い業種に休業要請や営業時間の短縮要請が出されました。すでに、学校などは休校となっており、テレワークや在宅勤務、時差通勤などによる混雑緩和は行われていましたが、一段階上の不要不急の外出自粛が求められることとなりました。

組合事務局でも知事の要請を踏まえ、職員への感染リスクの軽減を図るため時差通勤を行っています。来所される皆さまにはご不便をおかけしますが、ご理解いただきたいと思います。

◎名水協の行事にも感染拡大防止対策の影響が出てきています。

「名古屋建築設備高等技術専門校」では、入校式が中止となり、5月6日までは休校となりました。

 5月に予定しています総会についても、水道会館の株主総会も併せ3密を避けるための開催方法について検討しています。また、同時に開催を予定していた組合創立70周年の記念式典、祝賀会も中止となりました。

 毎年組合員さんに参加していただいている、名古屋市総合水防訓練(5月31日開催予定)が中止になりました。

 毎年青年部が出店している、上下水道局主催の「水フェスタ」(6月7日開催予定)が中止になりました。

◎マスク不足に加え除菌用のアルコールも品不足が続いています。大手ドラッグストアには毎日早朝からマスクを求めて多くの人が並んでいる状況でしたが、最近ようやく開店時での販売を取りやめ、ランダムに販売する店舗が増えてきました。仕事の関係で開店時に購入できない人にとっては購入できる機会が増えるのではないかと期待しています。

◎新型コロナウィルスの終わりが見えない状況で、段々厳しくなる外出自粛要請により徐々にストレスもたまってきていますが、一日でも早く日常生活に戻れるようできる限りの対策を取っていきたいと思います。

 

                                                               (T.T)