『新緑の中を力強く』第33回フォトコンテスト入賞撮影:㈱佐藤総合設備 佐藤忠雄氏

『新緑の中を力強く』第33回フォトコンテスト入賞撮影:㈱佐藤総合設備 佐藤忠雄氏

名古屋の風景

文化のみち二葉館

吉田 信彦 氏 (水道組合)
吉田 信彦 氏 (水道組合)

  文化のみち二葉館は名古屋市東区にある展示施設である。1階では、大広間のステンドグラスや川上貞奴の生涯を紹介するパネルとあわせて、主に女優として活躍していた頃の資料、愛用の品など生活の様子を展示している。「電力王」と呼ばれた実業家福澤桃介と日本の女優第1号である川上貞奴が大正9年から大正15年までの6年間を共に暮らした旧邸宅である。住宅専門会社「あめりか屋」に依頼し建設されたもので、当時あった場所が東二葉町(現・白壁三丁目)であったことや、和洋折衷建築の斬新な外観やその豪華さから「二葉御殿」と呼ばれていた。その後、大同特殊鋼の所有となり「大同特殊鋼二葉荘」として使用されていたが平成12年2月に株式会社大同ライフサービスから寄付を受けた名古屋市が現在地へ移築復元し平成17年2月8日に文化のみちの拠点「文化のみち二葉館」として開館した。

会議コーナー

定 例 理 事 会

1.開催日時   9月4日(水)

           午後3時

 

1.開催場所   水 道 会 館

 

1.理事定数   17名

 

1.出席理事   16名

お知らせコーナー

水源地見に行き隊!!

                                        開催日 8月4日(日)

                    場 所 長野県木祖村 こだまの森

                    参加者 97名

 

 令和元年の水源地見に行き隊の活動として、今年も名古屋の水道水の水源地である長野県木曽郡木祖村にある、こだまの森へと行ってまいりました。

朝7時という早い出発時間の中、天気の良さも手伝い皆様元気に集合していただきました。97名という多くの参加者が集まり3台のバスに分かれて木祖村を目指します。

 到着後、木祖村観光協会の方から挨拶をいただきました。その後は2班に分かれての活動を開始です。子供たちはいまかいまかと待ち切れない様子でした。

 毎年、木祖村の唐沢村長にお願いをして、育てていただいているトウモロコシの収穫体験を行うことが目的の一つとなっていたのですが、今年は長梅雨の影響もあり収穫時期が合わず体験することができなかったのは残念でした。

ブルーベリー収穫体験を急遽準備していただき、そちらを体験することができました。

 また、魚掴み取りでは子供たちが一生懸命魚を追いかけおっかなびっくりしながら捕まえていました。帰り道にあった大きな滑り台も含めて楽しそうな姿が嬉しかったです。

 2班入れ替わっての活動が終わると昼食のバーベキューです。子供たちの食欲が旺盛で食材もあっという間になくなってしまいました。食後にはのんびりおしゃべりする方々や子供たちと一緒にアスレチックへと挑戦するなど、それぞれの家族が思い思いの楽しみ方をしていました。

 楽しい時間はあっという間で気付けば帰りの時間となりました。集合写真を撮影した後バスに乗り込み帰途に。バスの中では出発早々から寝顔があふれていました。道中にも大きな渋滞等もなく予定通りの時間に到着することができ良かったです。組合での解散後には安心感からどっと疲れがやってきました。

今回の水源地見に行き隊は想定以上の参加者、天候不順によるトウモロコシ収穫体験の中止等でバス手配含め様々な計画変更がありました。そのたびに役員・事務局・参加者その他皆様の協力のおかげで乗り切ることができました。

青年部会では毎年水源地活動はじめ様々な行事を行っています。皆様のご参加を楽しみにお待ちしております。

 

青年部会     瑞穂支部 美野 太陽

青年部会コーナー

第162弾定期夜間勉強会

開催日 令和元年8月21日

参加人数 29名

技能開発部会・青年部会共催

 

 今回は、LIXILショールーム名古屋にて、クイックタンク式トイレや災害配慮トイレの勉強会を開催しました。

最初は、「パブリック向けクイックタンク式床置便器」について学びました。

住宅用トイレ同様、キレイで快適なトイレ空間が求められるようになってきている公共用トイレのニーズに応える新スタイルのパブリックトイレです。

シャワートイレの給水ホースや、電源コード、止水栓が露出し雑多な空間になったり、トイレ自身の寸法の大きさにより窮屈な空間になったりするなど、従来のトイレが抱えていた課題を解決し、便器を交換するだけでトイレ空間を美しく演出できます。

次に、災害配慮トイレ「レジリエンストイレ」は、災害での断水時でも、いつものトイレをそのまま快適に使用できるものです。一般的なトイレと異なり、「強制開閉弁」を採用することで、平常時は5L、災害時は1Lの水で洗浄可能な状態に切り替えられます。

災害時、少ない水でトイレが洗浄できるようになることは、衛生的であることはもちろん、トイレ洗浄用の水の確保も比較的簡単になり被災者の負担を減らすことができます。

災害時のトイレの課題を総合的に備えることで、健康被害や災害負担が少くなると思います。

今後も、皆さまに役立つ勉強会を開催しますので、ご参加お待ちしております。

 

                    青年部会 中支部  山添 康弘

特別寄稿コーナー

夏の高校野球を見て思ったこと

名古屋市上下水道局 港営業所

所長 歯黒  彰

 

 少し前の事になってしまいましたが、この原稿を書き始めたのがちょうど夏の全国高校野球大会が行われていた時期で、自分自身の高校時代を思い出しながら工事店組合さんとの関係について考えてみました。

 入学したのはいたって普通の公立高校で、ほんの軽い気持ちで野球部に入ってしまいましたが、練習が休みになるのはテスト期間中と冬季の日曜日、年末年始くらいとかなり厳しいものでした。

 これだけ練習をし春や秋の大会では勝ち進むこともあったのですが、夏の大会は2年生の時の1勝だけという結果に終わりました。特に1年生の夏の大会では初戦で前の年に先輩たちが0-3で負けた相手(このチームはかなり強力でその年の甲子園でベスト4、その時のエースは現在常勝プロ野球球団の監督です)と対戦することになってしまいました。何の因果かプロ野球選手を多数輩出する強豪校と2年連続で夏の大会で対戦することになってしまい、一時はリードしましたが、最終的には1-8で負けました。その後も色々な高校と対戦する機会があり、その中には後にプロに入った選手も多く、彼らの練習や試合を直に見ると生まれ持った素質、練習環境の違いを痛感せざるを得ませんでした。

 こういった経験から何事にもトライする事は貴重だとは思いますが、現実には「出来る事・出来ない事」が厳然としてあり、まずは自分の置かれた環境や能力を客観的に知り、その上で能力や長所を正しい方向へ伸ばして行く事、活かす事が一番大切だと考えるようになりました。

 これは組織においても大事な事だと思っていて、9月は区の防災訓練、局の防災訓練等で工事店さんには仮設給水栓の開設を中心に参加していただき、地域住民への応急給水の啓発活動を一緒に行っていただきました。

 実際に大地震が発生した場合、現場へすぐに駆けつけられる機動力は工事店さんの特徴・長所であり、一方、行政側は広域の情報を把握出来ることからお互いの役割を認識しそれぞれの特徴・長所を活かした対応が求められます。

 そのためには普段から工事店組合さんと良好な関係を築く事が必要であり、それぞれの長所を十分に活かすことで、より高いレベルでの「安心・安全な上下水道」に繋がっていくと思います。

 今はもう遠い日となってしまった高校時代を思い出しながら少し強引ではありますがこのような事を思った次第です。

 

筆の泉コーナー

自転車に乗って

名古屋市上下水道局 技術管理課

技師 田中 信嘉

 

 この組合だよりの執筆の話が来たときに「何か書くことあるかな~。」と考えていましたが、ちょうどスポーツの秋ということで僕の趣味である自転車のことでも書こうかと思います(執筆時現在は8月ですが笑)

 自分は4年程前から自転車、いわゆるロードバイクに乗り始めました。きっかけは同期の人が100㎞もの道のりを日帰りで旅してきたという話を聞いて、「すごいな~、ちょっと楽しそうかも。」と思ったからです。買って初めて乗ったときはそのサドルの高さに驚かされました笑

 乗り始めて一か月もしないうちに茶臼山という山に挑戦しました。茶臼山は愛知県と長野県にまたがっており、麓から頂上まで登り坂が20㎞も続くというタフなコースです。二回目の挑戦までは足がつったりして道半ばで断念しましたが、三回目にしてなんとか登りきることができました。頂上は景色が良く、周りを見渡しながら「よくここまで登ったなあ。」と、とても充実した達成感に包まれました。今でも山に登ると同じような達成感を感じるので山を登るのは好きです。

 こんな感じで始めた自転車ですが、今ではチームに入って練習したりレースに出たりと楽しんでやっています。毎週あるチームでの練習会では道中仲間と競ったり、休憩中に喋ったりすることがとても楽しく、毎週練習会をとても楽しみにしています。そしてレースにも出ていますが、何といっても勝ったときが嬉しいですね。レースで1番にゴールラインを割る瞬間は高揚感とちょっと信じられないような気持ちで、何回経験しても最高の瞬間です。自分がそれまで積み上げてきたものが報われた気がします。初めて優勝したときは自分の部屋に入った瞬間涙が出ました。

 こんなふうに書くと自転車はちょっと敷居が高く思えるかもしれませんが、自転車にはもっと気軽でいろいろな楽しみ方があります。例えば友達と観光地や景色がいい場所を走りに行ったり、「○○に行って○○を食べるぞ!」とグルメを求めて走ったりと様々な楽しみ方があります。むしろそっちの方が趣味っぽいですね笑

 それに自転車はランニングと比べて膝とか体に優しいので、ちょっとした運動やダイエットに向いていると思います。因みに僕は痩せません。食べ過ぎですね笑

 何か新しい趣味を探している方はぜひ自転車も候補の一つとして検討してみていかがですか?

 

談話室コーナー

お魚魚(おっとっと)

南支部・株式会社 三好工業        

                 大久保 一富

 

 ひょんなことから子供の頃にしかやったことのない魚釣りが急にしたくなった。それは7~8年くらい前のことだったか・・・。

 

 子供の頃、近所のお爺さんに魚釣りに連れて行ってもらった。お爺さんと電車に乗って聚楽園へ行った。今思うとそれはヘラブナ釣りであったと思う。お爺さんは竿に仕掛けを段取りし、エサは確か練り餌だったような記憶がある。池に仕掛けを入れ、ウキのアタリを見る。ウキはちっとも動かない。実に詰まらない。すぐに飽きてしまった。

 ところが、しばらくして今度は「海に連れて行ってやる」と、バスに乗って、その時は名古屋港の汐見町あたりに連れて行ってくれた。時期的には夏の終わりごろだったと思う。そこそこハゼが釣れた。この時は、魚釣りって結構面白い。子供心に少し面白さが分かった。それをきっかけに親父に魚釣りに行こうと誘って、一緒に先回お爺さんに連れて行ってもらった堤防に行った。堤防から海を見ると、ハゼがうようよ下ってくる。親父と一緒に仕掛けを海に入れると、なんと入れ食い!1時間もたたぬ間にバケツが一杯に・・・。それを持って帰ったらお袋が、「まあ~、こんなに釣ってきたの!」と閉口気味。そのときのハゼ君たちはいったいどうしたのだろう?食した覚えは全くない。それ以来、釣りには興味がなくなってしまった。

 

 現場で、仕事の休憩中に魚釣りの話になった。その時、たまたま船釣りの師匠とチヌ(黒鯛)釣りの師匠と出会ってしまった。

 船釣りの師匠は、もっぱら仕立て船で師崎から出港し、大山沖とか神島沖、西度合方面への伊勢湾特有のウタセ真鯛釣り(ジギングやタイラバ、籠釣りはしたことがないな~)に精通した方だった。

当時の釣り方は、ナイロン6号とか8号の太めの道糸で、ハマチ等の青物が掛かって左右に走られても強引に引き上げる釣り。(そうそう、伊勢湾での真鯛釣りでは一般的にアンカーで船を固定して釣るが、船頭さんによってはアンカーを打たない流し釣りもある。)

 釣り方に関しては、師匠にまして船頭さんがこれまた結構厳しい。やたら指導のハスキーな大声が飛びかう!餌のさし方、アタリの取り方、その間合い。楽しむどころではない。ほとんどスパルタ! 船頭さんの、何とか沢山釣らせたい、その思いもわかるのだが、もう、大変!汗をかきながらの釣りの日もあった・・・おかげで、腕は上がった!?かな? 船頭さんに言わせると、大物の真鯛が釣れた時は「運がいい!あんたは運がいい!!」としか言ってくれなかったが・・・。

 

 黒鯛といえば、堤防でのウキ団子釣り(一般的には紀州釣り)、砂浜であれば渚釣り、磯ならふかせ釣り、カセをアンカーや牡蠣等の養殖筏にロープで船を固定して短竿で釣るカセ釣り、そして私がよく釣行する筏釣りなど多彩な釣り方がある。

 手軽にチヌ釣りをするなら、堤防での紀州釣り(夏から秋のエサ取りの多いときに有効!)それ以外はふかせ釣りが手軽にできる。実際に吊り上げるには、黒鯛は非常に警戒心の強い魚なので、人影で逃げて行ってしまう。なかなか手ごわい相手。だから奥が深くもあり面白い!

 先ほど紹介した釣りの中で、短竿を用いる筏釣りやカセ釣りでは、だんだん凝ってくるとこんな調子の竿があったらいいな・・・と、竿までも自作。自作竿の師匠、大塚青竿氏の講習会に参加して、竿の作り方まで学んでしまった。穂先の調子は自分で市販のソリッドの穂先を削り、糸のマイクロガイドを穂先の調子に合わせ配置。また、元竿の部分も四方竹や黒竹、布袋竹を削って、リールシートを自分の手に合わせ取り付け、元竿は漆塗りで仕上げたり、籐をまいて和風に仕上げたり等々。結局、気に入る竿を作るのに穂先や元竿を何本も作ってしまった。もっぱら、竿を作るのは寒い時期。陽気の良い季節はそれを携えフィールドへ。結構遊びながら作って、釣って楽しんでいる。

 

そんな自作の竿で釣るチヌ釣り。毎日、仕事の締切りに追われる緊張の日々。本当にたまの休みにしか釣りに出かけられないのだが、仕事を忘れ、のんびりと自然と対峙。そして釣りたい魚をターゲットに釣る。これぞ最近の私の心のリフレッシュ!

消防コーナー

地震に備える41

名古屋市消防局OB 近藤 博

 

昭和19年(1944年)東南海地震(13)

 

 引き続き、「中央防災会議「災害教訓の継承に関する専門調査会」報告書1944

東南海地震・1945三河地震 平成19年3月」の報告書を中心に、他の報告書も

参照しつつ、被害の実態をみていきたいと思います。

 

○ 愛知県の被害(その5)

9 その他の工場被害等

  前回は、多くの犠牲者をだした半田市の中島(なかじま)飛行機製作所・

山方(やまがた)工場と名古屋市南区の三菱重工業道徳工場の被害を見てき

ましたが、上記二つの工場以外でも生産工場は被害を受けています。

被害の大きかったのは兵器工業、金属、機械器具製造工業、電気機器工業

等でした。

三菱重工業名古屋航空機製作所大江工場では工場の屋根が破壊され、施設

の一部が破損し、死者も出ましたが、建物内部廊下など泥水や海水が噴出し、

泥と水が充満し工場生産が半減することになりました。

大同製鋼では築地・星崎両工場も被害を受け生産が低下しました。南区の

住友金属工場や中川区安立電気製作所などは建物や工場の塀などの倒壊によ

り圧死者を多く出しています。

東亞合成では第7号地の名古屋工業所内に地盤沈下があり、西工場の配水

系統が全面的に破損し、同東工場の設備も大破しました。名古屋造船も大損

害を受け生産の著しい低下を来たしました。

西区では豊田工場の15棟が小破し、中島航空機熱田工場も圧死者を出して

います。

(出典 「昭和19年12月7日東南海地震の震害と震度分布」愛知県防災会

議 飯田汲事著 昭和52年3月 P26)

 

  上記の報告書は、死者負傷者・住宅損壊・工場等の被害の詳細な数値を上

げて述べた後、それ以外の被害については次のように記しています。

  「全焼家屋2戸、半焼家屋9戸、火災発生6箇所、橋梁破損5箇所あり、道路

破損は、伊勢湾、三河湾周辺のみならず知多、渥美方面においても見られた。

鉄道路線では笠寺・安城付近で東海道線の道床崩壊があり、また豊川鉄道の

橋脚にひび割れができた。渥美電鉄においても所々に道床にひび割れができ

た。煙突の被害は多く200箇所以上に達した。

 名古屋南部では、ガス管や水道管の破壊があり、市電軌道にも被害があっ

た。港区では道路の陥没10箇所、船舶の沈没3、同破損39あり、床上浸水が150

戸に達した。この浸水は噴水の影響と津波によるものと思われる。名古屋港

では東西・中央の各埠頭物揚場護岸防波堤上屋に相当大なる被害が生じた。」

 

調査会報告書では、主に2つの軍需工場の被害を念頭においていると思い

ますが、愛知県の被害を以下のように総括しています。

「愛知県の被害は、(1)軟弱地盤、(2)耐震性能が著しく劣る建物、(3)避難

路の確保が不十分、という3つの悪条件が重なった場所で特に集中して発生

しており、人が集まる場所の耐震化や避難環境整備の重要性を物語る教訓と

いえる。」

 

  東南海地震発生6日後の12月13日から名古屋は、アメリカ軍の大規模な

空襲を受けることになりますが、その前に、既にこの地方の生産工場は、東

南海地震により甚大な被害を受けていたことになります。

木祖村コーナー

秋の旬な情報

編集後記

編集後記

 9月1日は防災の日です。9月1日が防災の日とされたのは大正12年9月1日に発生した関東大震災に由来していることはご存知の人が多いと思いますが、昭和35年に制定されたのをご存知の人は少ないのではないかと思います。なぜ昭和35年かというと、前年の伊勢湾台風による甚大な被害が契機となったと言われています。このため、9月1日が暦の上で「二百十日」にあたり、台風の多い時季であることも理由の一つとされています。

この防災の日を中心とした1週間を防災週間として、全国各地で防災に関するイベントや訓練など防災意識を高める様々な行事が行われます。

名古屋市でも毎年、防災週間中の日曜日に「なごや市民総ぐるみ防災訓練」が行われています。今年は9月1日(日曜日)の防災の日に実施されました。名水協も、数年前から市内各区で行われるこの訓練に参加し、上下水道局と共に発災時の応急給水の訓練を行っています。当日は16区で多くの組合員の皆さまに参加していただきありがとうございました。

私も東区の桜丘中学校で行われた防災訓練に行ってきました。訓練では、上下水道局が「地下式給水栓の操作訓練」を行う横で、名水協は寄託を受けている仮設給水栓を実際に設置し、設置場所や使用方法の説明を工事店さんが行いました。地下式給水栓や仮設給水栓を初めて見る住民の皆さんも多く、地下式給水栓と仮設給水栓の違いやどこに行けば給水ができるかなど積極的に質問されていました。上下水道局の職員の方が、地下式給水栓は小中学校にあり住民の皆さまが開設することになるが、仮設給水栓は公園などの避難場所にあり近くの工事店が設置すると説明されると、「水道屋さんがやってくれるなら安心だ」という声も聴きました。

 今回の防災訓練のように、上下水道局と共に参加することで、名水協の存在を知ってもらえると同時に、地域に根差した名水協加盟の工事店として信頼されていくことに繋がると思います。10月以降も学区の防災訓練などが続くと思いますが、できるだけ多くの組合員の皆さまに参加いただければと思っております。

 

(T.T)