『竹林に差込む光』第31回フォトコンテスト最優秀 撮影:日新工業㈱ 小野 祥弘 氏

『竹林に差込む光』第31回フォトコンテスト最優秀 撮影:日新工業㈱ 小野 祥弘 氏

史跡散策路

上野天満宮

宇津山 弘 氏 (協立設備工業㈱)
宇津山 弘 氏 (協立設備工業㈱)

 上野天満宮は、千種区赤坂町にある神社。無病息災、各種試験への合格祈願に御利益があるとされ、名古屋天神とも呼ばれる。天満宮といえば、祭神は学問の神様菅原道真である。今や受験の神様として名をはせ、入学試験の合格を願い、多くの受験生やその親たちが絵馬を奉納していく。また、全国各地の天満宮の多くにも共通することだが、上野天満宮の境内にも二体の『なで牛』と呼ばれる牛像があり、頭をなでると賢くなる、身体の具合の悪いところをなでると良くなると言われる。

詳細

総  会

第67回 通 常 総 会

穂刈理事長 挨拶
穂刈理事長 挨拶

優良名古屋市指定工事店 受賞代表者                ㈲松下設備工業
優良名古屋市指定工事店 受賞代表者                ㈲松下設備工業

永年勤続優良指定給水装置工事事業者  受賞代表者 黒柳工業㈱
永年勤続優良指定給水装置工事事業者  受賞代表者 黒柳工業㈱

永年勤続従業員表彰    受賞代表者        ㈱中山水道工業所     中山隆弘 様
永年勤続従業員表彰    受賞代表者        ㈱中山水道工業所     中山隆弘 様

開催日時   5月25日(木)午後3時00分

開催場所   名古屋東急ホテル

組合員数   299名

出 席 者   261名

         (委任状出席55名を含む) 

 

*被表彰者名簿は右上部【詳細】に掲載

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

資材利用貢献者表彰

受賞代表者 ㈱スミ設備

会議コーナー

定 例 理 事 会

理事会風景(総務委員会)
理事会風景(総務委員会)

理事会風景(広報技能委員会)
理事会風景(広報技能委員会)

1.開催日時   6月6日(火)

           午後3時

 

1.開催場所   水 道 会 館

 

1.理事定数   17名

 

1.出席理事   17名

お知らせコーナー

第2回名水協防災訓練(1)

 5月18日(木)に名古屋市上下水道局技術研修センターにて「震度7に備えて」をメインテーマ、「皆で連携して命の水を守る」をサブテーマに名水協主催、名古屋市上下水道局、名古屋上下水道総合サービス㈱共催による第2回名水協防災訓練を行いました。

 防災訓練では穂刈理事長より開会あいさつが行われ、研修担当の安井理事より訓練内容の説明が行われました。訓練内容としては仮設給水栓設置訓練や置コマ止水訓練など5つの訓練が実施されました。中でも昨年8月に仮設給水栓の寄託数が112基になったこともあり、多くの参加者が実際に体験できるよう仮設給水栓の設置訓練では5か所に分けて行いました。

 最後に名古屋市上下水道局技術本部長 信田直己様より訓練講評をいただき無事に防災訓練が終了しました。なお、訓練参加者はスタッフを含めて320名でした。

訓練前ミーティング
訓練前ミーティング
穂刈理事長開会あいさつ
穂刈理事長開会あいさつ

開会式風景
開会式風景
開会式風景
開会式風景

お知らせコーナー

第2回名水協防災訓練(2)

<防災訓練風景>

①道路取付管止水及び補修訓練
①道路取付管止水及び補修訓練
②仮設給水栓設置訓練
②仮設給水栓設置訓練

②仮設給水栓設置訓練
②仮設給水栓設置訓練
③-1仕切弁操作訓練
③-1仕切弁操作訓練

②仮設給水栓設置訓練
③-2乙止水栓操作訓練
③-1仕切弁操作訓練
④1tタンク積載訓練

②仮設給水栓設置訓練
⑤置コマ止水訓練
③-1仕切弁操作訓練
名古屋市上下水道局 技術本部長         信田 直己 様 訓練講評

お知らせコーナー

第59回 水道週間行事

 第59回水道週間行事水フェスタが6月4日(日)鍋屋上野浄水場にて開催され、名水協も参加協力しました。

 当日は過去最高の11,500人もの来場者で会場は大変賑わっていました。名水協では配管組立体験とシャッチーくんの紙帽子工作のブースを出展しました。また、会場内で来場者の方々へ名水協名入り絆創膏を配布し組合のPRに努めました。

 まず、小学生を対象とした配管組立体験では図面通りの長さでパイプを切断し、継手とパイプを組立て、蛇口を取り付けたりする一つ一つの工程に子供達は熱心に取り組んでいました。「今年も配管体験を目当てに来たわ」とおっしゃって下さる親子もいらっしゃいました。

 また、シャッチーくんの紙帽子工作も行列ができるほどの盛況でした。帽子が完成して子どもたちがシャッチーくん帽子を被って「ありがとう」と嬉しそうに帰って行く姿を見てこちらの表情も和らぎました。

 毎年水フェスタを楽しみに、特に名水協のブースを楽しみに来場して下さる方に向け、来年も興味をそそられる企画を考えていきたいと思います。

 まだ水フェスタに参加されたことがない方は来年いかがでしょうか!!関係者の方々一日お疲れさまでした。そして、ご協力ありがとうございました。

 

青年部会 瑞穂支部 永田理絵

青年部会コーナー

第135弾定期夜間勉強会

開催日 4月19日(水)

                                   参加者  47名

 技能開発部会・青年部会共催

 

 今回の定期夜間勉強会は、富士化工㈱を講師にお招きして、「高温排水用ポリプロピレン管」をテーマに開催しました。

 高温排水用ポリプロピレン管というのは、耐薬品性にすぐれ、-10℃から100℃までの高い温度範囲で使用可能な排水管で、従来の鋼管に比べ重さも1/8、接合は電気融着式と優れた施工性も併せ持ちます。

 当日は、実際にポリプロピレン管を材料から自社工場で作っている様子の紹介、従来の排水管との特性比較、施工実績も交え説明して頂きました。

 また、座学の他に電気融着法の実演、ポリプロピレン管の実物展示を行いました。水道用ポリエチレン管で電気融着式はなじみがありますが、水道用と異なる点、融着時間の違いや融着前に表面削りが不要である点を実演を交え説明して頂きました。

 継ぎ手の紹介では、ソケット内部に段差がなく柔軟に作業対応できること、自社生産の強みをいかし特殊継ぎ手の製造・開発も積極的に行っていること等の説明をうけ、この高温排水用ポリプロピレン管にかける思いに驚かされました。

 今後もこのような実演を交えた勉強会を開催していきたいと思っていますので、皆様のご参加お待ちしております。

青年部会 北支部 小暮貴士

特別寄稿コーナー

協働の力で災害に強い名古屋の上下水道を

名古屋市上下水道局 経営本部 企画経理部

広報サービス課長 小野田 都

 

 5月18日、朝から抜けるような青空が広がり、暑くなりそうな一日が始まった。久しぶりに訪れた技術教育センターには、既に多くの名水協の組合員の方々が防災訓練のために集合していた。当日報道対応のために現地で待機していた私は、午前中に5種類の訓練をすべて見学することができた。各々が大規模災害発生時に備えた重要な訓練であり、地域に根差した専門家である組合員の方々と協働し、市民の「命の水」を迅速に復旧できることを非常に心強く感じた。

 私は4月に上下水道局広報サービス課に異動してきたが、その前の3年間は市民経済局市民活動推進センターでボランティアやNPOとの協働の推進などに携わってきた。中でも災害ボランティアとの協働は、南海トラフ巨大地震による甚大な被害の発生が危惧されている名古屋市において、非常に重要な課題であった。被災地支援で活躍するNPOや、各区の災害ボランティア団体との連絡会や訓練などを通じて、行政の力だけで巨大な災害に対応することは不可能であり、多様な主体と連携して総力戦で災害に立ち向かう必要があることを痛感した。この経験から、災害時に強くしなやかに市民のライフラインである上下水道を守るためには、貴組合を始めとする多くの方々との協力体制を平常時から構築しておくことが非常に重要であると考えている。平成24年に貴組合と局との間で「災害時における応急復旧工事等の協力に関する協定」が締結され、翌年第1回防災訓練が実施された。今回の第2回訓練は、昨年「災害時における仮設給水栓の設置等に関する協定書」が締結されたことを受けて、4年ぶりに実施される非常に貴重な機会であり、多くの報道機関に取材にお越しいただく予定であった。

 しかし、当日は取材予定の報道機関から複数キャンセルの連絡が!理由を聞いてみたら、「名古屋城のお堀でアリゲーターガ-が捕獲されたため、急きょそちらに行かなければならなくなったので」とのこと。(外来肉食魚の餌食になったなんて…。)今回は広報面では少し残念な結果となってしまったが、訓練は実り多いものであったし、今後もこのような取組については積極的にPRしていきたいと思う。

筆の泉コーナー

ねこぐらし

名古屋市上下水道局 施設部 北部名城水処理事務所

処理第二係長 坂田 直樹

 

 私は、自分・妻・娘・娘の4人暮らしです。娘は小学生の腕白盛りで、騒がしくも楽しく日々を過ごしています。我が家にはこのほかにも家族がいます。もふもふの毛むくじゃらが3匹、ねこ、猫、ネコです。我が物顔で家中を闊歩(かっぽ)しています。すべて元ノラ。一匹目は10年ほど前に、家の裏口にひょっこり顔をだし、ご飯を要求するようになりました。妻曰く『うちの子になる?』と聞いたら『なる』と返事をして、家の中に上り込んできたそうです。この日から我が家に家族が増えました。

 その数年後、職場から駅への帰り道、か細い子猫の泣き声が聞こえました。声の出どころを探すと、側溝からのようです。のぞいてみると子猫がふらふらと近づいてきました。むやみに拾うのもためらわれたため、親猫が近くにいないかと探してみると、近くの草むらの段ボール箱にその猫の兄弟らしき猫が4匹・・・。乗りかかった船と、5匹とも保護しました。幸いなことに4匹は里親が見つかり、残った1匹がまた家族となりました。

 その後、娘1・娘2が生まれました。さらに生き物が増え、混沌とした生活に突入です。

 ねこたちは新たな同居人に興味津々でしたが、一人目の娘誕生の際、『これは新しい家族やから、かんだりしたらあかんで!!』と言い聞かせたのがよかったのか赤子がおっかけても、しっぽをつかんでも、たたいても我慢してくれていました。ただ、寝ているとき以外は子供に近寄らなくなりましたが。

 その後娘たちは小学生になり、妻は『口のついとるもんは家に増やさへんよ!!』と子供たちが何かを拾ってこないようにけん制していたのですが、3年ほど前のある日、家に帰ると真っ白なちいさな子猫が段ボールに入ってリビングで寝ていました。『ごめん、(妻が)連れてきちゃった・・・』とのこと。親猫を探したが、全くいる気配がなく、季節は冬前の秋、『これは冬を越せない!』と、つい連れてきたとのこと。

 あれから3年、手のひらに乗るサイズだった子猫は体重が大幅に増加し、立派なデブ猫となりました。一番後輩のくせに一番大きな態度をとっています。3匹のうち、このねこが遊び好きの子供好きで娘たちと遊んだり、一緒に寝るのが好きなため一番の遊び相手となってくれています。

 ねこは昔のようにネズミを捕る役目もなく、番犬のように家を守るわけでもありません。ただ、子供たちが、どちらが猫と一緒に寝るかの争いを毎晩のようにしているのを見るたびに『こいつらがが与えてくれる幸せはプライスレスだ!!』と、どこかの会社のCMのようなことを思いながら、日々猫トイレを掃除している私であります。

談話室コーナー

2017年5月18日防災訓練

北支部・株式会社カケン

石原 彰久

 

 組合員の皆さん、当日は炎天下の中 お忙しい中 お集まり頂きありがとうございました。

 組合の防災訓練は3.11東日本大震災の後 一年後に開催し、今年の開催に至りました。当時のご当地の受け止め方はいよいよこの地域にも発災する覚悟と準備であります。現在はいずれ発災する・・・・。過去の歴史で見れば、1923年関東大震災直後の国を上げての防災訓練が毎年9月1日を防災の日と定められ、現在に至るのも 災害大国らしい対応です。

 今年のテーマは全ての参加者に仮設給水栓設置訓練をして頂く事でした。

 我々水道組合員が、上下水道局さんの依頼を受けて 地震のあくる日に清浄な市水を供給する為です。

 300人程度集まって訓練する事も意義が有ります。各災害避難所毎にそれくらいは集合します。集団の動きも体験しなければ、スムースな誘導に何が必要か判りません。組合員のお店の代表の方お一人お一人が体験され、ご自分の頭でそれらをお考えに成り、現実の発災に備えて頂く事が大切です。

 NAWSさんの給水本管の木栓止水、給水穿孔実演、私たちの置きコマ止水、 水槽積み込み、早朝よりご苦労様で御座いました。

 今後 各区にお帰りに成って 学区毎の防災訓練がそれぞれに続くことでも有ります。どうぞ宜しくお願い致します。

消防コーナー

地震に備える 14

名古屋市消防局OB 近藤 博

 

明治24年(1891年)濃尾地震(10)

 引き続き、「中央防災会議「災害教訓の継承に関する専門調査会」報告書1891濃尾地震 平成18年3月」の報告書をもとに、当時の人が記録した報告等から地震直後の実情をみていきたいと思います。

 

○ 岐阜県の場合(その6)

11 岐阜市の消火活動について

 岐阜市の消火活動については、『濃尾震誌』に掲載されている下記の記述が紹介されています。

 「消防夫の如きも亦死傷者あり、各自共一身一家の救急に忙しく進んで難に赴かんとするもの甚だ稀なり。是を以て乎師範及び中学両生徒総員並びに監獄署囚徒若干をして之を二隊に分かち救護と消防とに充てられ。(略)如何せん消防機器は倒家の下に埋没して用に足へず。井水は枯渇して土砂を迸出(ほうしゅつ)し街衢(街区)は狭隘にして倒家道に横はり進退動作の困難想像及ぶ所にあらず。(略)此時警察官は非常権を用て家屋を破壊し防火線を画して遮断を試むること数回に及ぶと雖も火線数町の広きに亘り一も効を奏せす」(句読点は、筆者)

 

 消火にあたるべき消防夫にも死傷者が出、各自も自身の事、家族の事に忙殺され、消火活動に従事した者が少なかったと記しています。

 師範学校・中学校生徒に加え囚人までも動員して救護と消火にあたらせたが、消防機器は倒壊家屋の下敷きになり使えず、井戸等も枯れて土砂を噴出する有様で、水もなく、街区の道も狭く倒壊した家が道を塞ぎ消火・救助活動を困難にし満足に行えない。

 こうした状況下、警察官は非常の措置として延焼を防止するため、数回にわたり家屋を破壊して防火線(火災の延焼を防ぐために設けられる細長い空地。防火帯)を形成しようとしたが、成功しなかったと述べています。

 

12 囚人の活躍

 消火活動の項でも記載しましたが、当時監獄署に収監されていた囚人(男女合わせて1090人がいた)が人命救助や消火活動で活躍したとあります。報告書には『濃尾震誌』の著者である片山逸朗が直接目撃したこととして次の文章を載せています。

 「凡そ囚徒たるもの斯(かか)る場合に在りては、多くは逃走を企つるが常にして、殊に充分の好機会得つつあるにも拘らず、事茲(ここ)に出でずして却(かえっ)て自己の危険を顧みす人命救助防火其他尽力せしこと実に感ずべきの至りにして、其の功績また著大なりと云うべし」(句読点、ふりがな筆者)

 

 報告書は「刑が軽くなることを期待して救助活動に従事した囚人もいたであろうが、未曾有の地震に遭遇して、そうした打算を抜きにして、人命救助や消火活動に全力を投入した囚人たちが圧倒的に多かったと想像される。」と記しています。

 囚人ですらそうした行動に駆られるほど、濃尾地震の被害が悲惨かつ深刻であったことが窺えると思います。

法律コーナー

業務妨害行為

弁護士   松 永 辰 男

 

 区役所に対し、度が過ぎた執拗な情報公開を求める行為をやめるよう求めた裁判で差し止めされた判決がありました(大阪地方裁判所平成28年6月15日判決・判例時報2324号84頁)。

 情報公開を求めることは国民の権利ですので、基本的には差し止めることはできませんが、この裁判の件は、被告が求める情報公開の内容が、①区役所の職員の採用から現在に至るまでの経歴、略歴、出退勤状況の分かる文書の、採用時に署名した宣誓書の写しに関するものが含まれており、被告はこれによって得た情報に基に、被告と対応した職員に対し侮辱するような発言があったこと、②職員が閲覧の方法で開示を行った際、職員に暴言を吐いたり、独自の見解に基づく意見を延々と繰り返し述べるなどして一回当たり一時間以上の時間を要することが通常であったこと、③開示された情報に誤記があったような場合は、内容に影響のないような些細なものであっても、職員に頻繁に電話をかけ、謝罪を求めたり、罵声を浴びせるなどの行為をしたこと、④被告は、被告が行った情報公開請求及び質問文書に対する回答に関連して、更なる質問や要請を行ってこれに対する回答を求めたり、住吉区役所の活動に対する苦情を述べる目的で、住吉区役所に平成24年4月から同年8月までの間に合計95回にわたって電話をかけているところ、その所要時間は合計23時間に上がったのみならず、その際特定の職員に対応させるよう執拗に要求したり、対応に当たった職員に対し、その学歴を理由に罵倒したり、容姿等を理由に侮辱的な発言をしたり、大声で暴言を吐いたり、脅迫的な発言を繰り返していたこと、などが認められるとし、このことによって区役所の職員の業務は遅滞や中断を余儀なくされ、職員の中には複数回にわたって一日あたり1時間から4時間程度の超過勤務を余儀なくされたり、精神的な苦痛を覚え体調不良になった職員もいることが認められるとしました。

 そして判決は、被告のこのような情報公開を求める行為は権利の行使ではあるが、その頻度や対応等に照らすと正当な権利行使と認められる限度を超えるものであると判断し、やめるよう命じました。

木祖村コーナー

木祖村 夏のおすすめ情報

編集後記

編 集 後 記

 7月に入り、暑さもひとしおの日々が続くはず。6月中旬までは、空梅雨模様であったが、その後はいかに。暦を眺めても、半夏生(2日)、小暑(7日、この日は七夕)、土用(19日)、大暑(23日)と文字だけみても熱を感じる日々が続く。名古屋場所も始まり、本格的な夏の到来である。稀勢の里の回復は順調かどうか気にかかる。

 

 昨今は、熱中症による被害も深刻化しているので、油断はできないが、可能な限り体も動かして、散歩など歩くことに努め、暑さに負けない体力の維持・増進を図りたいと思う。先月は、ブラタモリの放送があり、名水協事務所のある中区丸の内三丁目界隈の「碁盤割」も紹介された。角から角で約100メートルの町割り、清須から町ぐるみ町名も含めての移住、区画内の東西南北の賑わいを配慮した商家の配置、会所(閑所)の存在など知らなかったことも多かった。この地は戦災でほぼ焼失したが、400年前の家康のまちづくりの心意気が今にまで残っていることに驚かされる。七間町通とウォンタナドオリの交差する地にある水道会館、その通りに残る町名も含めて、なごやのまちを見直したいと思う。視点を変えれば、見慣れた風景にも新たな発見があるにちがいない。

 

 さて、地元球団も勢いが出てきて、今日これからの一戦が楽しみという方も多いに違いない。観戦のお供をビールになされる方も多いのであろうが、ビールは発汗や利尿をうながし知らないうちに脱水症状になっていることもあるそうです。合間には、なごやの水道水を冷やしていただくのに加え、つまみにも少し塩の効いた枝豆などを含めて、楽しく味わいたいですね。

 

 前月半ばは、25連勝であったが、記録の更新はなるか?厳しい勝負の世界での14歳の活躍はすがすがしい。その発する言葉遣いも「僥倖」「望外」とすでに大人の粋を超えている。また、対戦する相手棋士の心のうちはどんなかな?と色々想像するだけでも楽しい。少子のレベルは、ルールがなんとかという程度であるが、これを機会に、何処にあるかわからなくなった盤と駒を探索し、棋譜を頼りに一勝負しようかなと妄想をいだいたりする。彼は、麺類が好きだそうで、味噌煮込みうどんも「勝負めし?」と聞く。その辺りだけは、互角に食することができそうである。

(E・Y)